苫米地英人認定コーチ 谷口元浩

苫米地式コーチングを実生活に落とし込んで得た気付き・発見・変化の体感をシェアします。

セルフコーチングの基礎7 セルフ・トークとエフィカシー2

 

セルフ・トークで起こること

 セルフ・トークは自分が使っている言語でできています。

人は言葉に触れると自然とそれをイメージします。

 

 

オレンジジュース

 


という文字を見ると、それがどんなものだったか過去の記憶が自然と引き出されます。

 

逆に全く知らない言葉に触れると、瞬間的に頭に「?」が浮かびます。

 

脳が行っている言葉と記憶の照らし合わせでは、その対象についての好き嫌いなどの記憶も一緒に引き出されます。

 


トマトが嫌いな小学生が夕飯の直前にその名前を聞くと、トマトのイメージと共にどれほど嫌いかまでを思い出し、さらに今日の夕飯にトマトが出てくるんじゃないかと警戒まではじめます。

 


何気なくつぶやいているセルフ・トークも同様の作用を及ぼすものなので、ここから意識的に変えていくのです。

  

 

 

自己暗示との違い

 

 なんか暗示っぽいな、と思った方も居るかもしれません。

 

暗示の効果については苫米地さんが下記のように紹介されています。 

自分にタバコを吸ったら気持ちが悪くなるという暗示をかけると、本当にタバコを見ただけで気持ちが悪くなり、それはもう一撃でタバコを止めることになりました。
しかし、私自身は、相変わらずタバコはおいしいとわかっているわけです。このアンビバレント(相反する感情が同時に存在する)気分がおわかりになるでしょうか。
引用:TPIEプログラム コンフォートゾーンの作り方

 

 

 これは「自分はビル・ゲイツだ」という自己暗示を掛けたならば、自分はビル・ゲイツだが、ビル・ゲイツではないこともわかっている、ということですね。

 


ということは暗示ではセルフ・イメージは変わらない。

 


セルフ・イメージが変わらないならば、そのうちホメオスタシスによって元の状態に引き戻されてしまいます。

 


ポジティブなセルフ・トークを心がけることの目的は、過去の記憶ではなく、未来の記憶(こうありたい自分)をもとにして発言して、自分のブリーフシステムを変えていくことにあります。


そうして、「こうありたい自分」にふさわしいエフィカシーとセルフ・イメージ(ゲシュタルト)を構築することを目指します。


未来側のゲシュタルトにしっかり臨場感が生まれればそこがコンフォートゾーンになるので、RASもホメオスタシスも未来のゲシュタルトに向かって動きはじめます。

 

 

セルフコーチングの基礎3 人格に基づくRASの働きに出てきたサラリーで十分だというゲシュタルトのBさんが、バリバリ稼ぐゲシュタルトに切り替わったなら、街を歩いていても意識に上がってくる情報は事業ネタが増えます。

 

 

そしてホメオスタシスが現状を未来のゲシュタルトに引き戻すために働きはじめので、見つけたネタを深く検証したり実際に動いてみたりということが自然とできるようになってきます。

 


こうして自分の行動を全て「やりたいこと」だけに変えていきます。

 

やりたい事とはコンフォートゾーンの中の活動なので、リラックスできるものであり、高いパフォーマンスが出やすい活動です。

 

 

しかし今、普通に目の前に広がる現状に対して未来のゲシュタルトの臨場感が上回るというのは簡単なことではありません。

 


それを達成するためのツールとしてアファメーションがあります。

 

そしてアファメーションを作るためにはゴール設定が必要です。

 

 


次回につづく